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パーソナライゼーションによるロイヤルティ構築

Japan Signalsに業界の第一人者イアン・デュワー氏が日本初登壇。「データの出口戦略としての顧客ロイヤルティ」と題し、パーソナライゼーションによるロイヤルティ構築について、豊富な実例とともに紹介してくれました。本稿では、セッションのダイジェストを紹介します。

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チーターデジタルがイノベーションをアクションに取り込む4つの方法

チーターデジタルでは、BtoC企業のマーケティング担当者が消費者とつながり、永続的な関係を構築できるように支援しています。消費者の要求が複雑化していくにつれ、BtoC企業のマーケティングにも進化が求められています。 チーターデジタルの製品「Customer Engagement Suite」は、これらの問題を解決することを目的としており、消費者の変化する需要に合わせて拡張できるエンゲージメントデータプラットフォームに支えられた、統合されたユーザーフレンドリーなデータ駆動型ソリューションのセットを提供しています。さらに、消費者の要求と同様に、常にプロダクトもアップデートしています。これらを実現するために、4つの重要な信条をご紹介します。 消費者との価値交換機会の創出 静的エンゲージメントから、リアルタイムエンゲージメントへの移行 オムニチャネル ロイヤルティ プログラムの実現 顧客理解の深化 1. 消費者との価値交換機会の創出 新しい顧客を獲得し、より良いオファー、コンテンツ、体験を提供するために必要な個人情報と嗜好データを収集することで、提供する価値を明確に表現できれば、非常に効果的な価値交換を生み出せます。この価値というのは様々な形があります。 例えば; 短期的な価値:割引クーポン、おすすめ情報の提供、他のところで手に入れられない賞品、など 中長期的な価値:個別な情報提供、特別発表会へのアクセス、など インタラクティブな体験を通じて、消費者にファーストパーティおよびゼロパーティデータを提供してもらう価値を具体的に伝え、特典を与える取り組みを提供できます。消費者の趣味、嗜好などを大規模に獲得することで、パーソナライズされた顧客体験が可能になります。実際、米国アーチェリーブランドであるPure Archery Groupは、趣味嗜好性の強いスポーツにおいて、その目的やプレイスタイルの情報を集めることにより、たった1通のメールで、約2,500万円の売上げを記録するなどの成果を上げています。 2. リアルタイムエンゲージメントへの移行 消費者は、「認知」「検討」「評価」そして「購入」というジャーニーを行き来します。デジタルチャネルやモバイルアプリを活用し、企業には、柔軟かつ適応力のあるものを期待しています。消費者を引き付ける方法の1つは、リアルタイムでハイパーパーソナライズされた体験を提供することです。機械学習を通じて、インテリジェントオファー、レコメンデーション、および適切なタイミングでの最適なアクションの提供や表示が含まれます。Gartnerによると、リアルタイムでのオファーとコンテンツは、従来のアウトバウンドキャンペーンよりも10倍効果的ということです。 実際、デンマーク最大の小売りチェーンのSalling Groupは、チーターデジタルの機械学習エンジンで何百万ものSallingの購入履歴を分析し、何千もの商品についてオファーのレコメンドを実施し、よりターゲットを絞ったリアルタイムのオファーやコンテンツを顧客に提供することで、市場投入までの時間を短縮し、日々の売上を向上しています。 3.

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マーケティングオートメーションで成果が出るシナリオを作る方法

​ 「マーケティングオートメーションを導入することになったけれど、“シナリオ”ってどうやって作ればいいの?」 マーケティングオートメーションの運用をスタートするとき、最初の関門となるのがシナリオ作りです。シナリオの良し悪し次第で、マーケティング成果のすべてが決まるといっても過言ではありませんが、具体的にどう取り組めば良いのか、戸惑いの声が多く聞かれます。 そこで本記事では、マーケティングオートメーションのシナリオに焦点を当てて、成果を上げるためのコツをご紹介します。 本記事のポイント ● マーケティングオートメーションのシナリオとは何かわかる● 具体的な作り方を紹介● 成果を出すためのポイントを解説 「マーケティングオートメーションのシナリオを作る必要がある」…という方におすすめの内容となっています。 特に“シナリオ設計がはじめて”という方に向け、基本の考え方から意識すべきポイントまで簡単に解説しますので、ファーストステップとして参考になるはずです。ではさっそく始めましょう。 1. マーケティングオートメーションのシナリオの基礎知識 ​ まずはマーケティングオートメーションのシナリオとは何か、基礎知識から解説します。 1-1. そもそも「シナリオ」とは何か そもそも「シナリオ」とは何かといえば、マーケティングオートメーションにおいて、顧客に対してどのようなアクションを起こすか定めた設計図のことです。 ▼ シナリオのイメージ ​ 一般的にシナリオといえば「映画などの脚本」が思い浮かびます。例えば、場面の構成、人物の動き、俳優のセリフなどを書き込んだものがシナリオです。マーケティングオートメーションにおいては、「顧客の行動に応じて企業やブランドがどんなアクションをするか」を記述したものがシナリオとなります。 シナリオの例 資料請求した顧客に案内メールを送る。 案内メールを開封しなかった顧客に、内容を変えて無料セミナー招待メールを送る。

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あなたの会社はマーケティングオートメーションを導入すべき?判断基準と導入の流れ

​ 「マーケティングオートメーションは導入した方が良い?」「うちの会社に本当に必要なのか、判断に迷う」 マーケティングオートメーションが2014年に日本市場に上陸してから7年となり、導入する企業も増えてきました。一方で、「本当に必要なのか」と迷う声も多く聞かれます。あなたの会社でも、マーケティングオートメーションを導入するか否かと、話題に上ることが増えているのではないでしょうか。 そこで本記事では、マーケティングオートメーション導入検討中の方の判断材料として重要な情報をまとめました。 本記事のポイント ● そもそも導入検討する前に整理すべき事項から解説● マーケティングオートメーションのメリット・デメリットがわかる● 導入の流れや成功のポイントまで網羅 「マーケティングオートメーションを導入するか、判断したい」…という方におすすめの内容となっています。 結論からいえば、マーケティングオートメーションは多くの企業にとって有益なツールではありますが、ビジネスモデルや社内状況によっては、導入を見送った方が良いケースもあります。詳しくは続けて本文をご覧ください。 1. そもそもマーケティングオートメーションとは?基礎知識 ​ まずは「そもそもマーケティングオートメーションとは何か?」という基礎知識から見ていきましょう。 1-1. マーケティングオートメーションの概要 マーケティングオートメーション(MA、エムエー)とは、マーケティング活動における、特に“マーケティングコミュニケーション”の分野を自動化するためのデジタルツールです。 マーケティングコミュニーションでは、適切な顧客に、適切なタイミングで、適切なメッセージを、適切なチャネルを通して届ける必要性があります。この“適切な●●”の見極めから実行までをデジタルテクノロジーによって実現するのが、マーケティングオートメーションといえます。 1-2. 単に省人化するだけでなくOne to Oneの実現に寄与する 多くのデジタルツールは、業務効率化を目的として企業に導入されます。マーケティングオートメーションも例外ではなく、多くの作業をシステム的に自動化することで、省人化が可能です。ただしポイントは、単に省人化するだけでなく、“マーケティング活動そのもの”のレベルを向上させる効果が期待できる点です。 マーケティングオートメーションの導入メリットについて詳しくは後ほど「2.

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BtoCのマーケティングオートメーション特有の注意点と選び方のポイント

​ マーケティングオートメーションは、BtoC事業において重要なツールであることは間違いありませんが、BtoC特有の注意点やツールの選び方については、あまり知られていません。マーケティングオートメーションの黎明期にはBtoB向けのリードナーチャリングが主体だったこともあり、実はBtoCには適さないマーケティングオートメーション ツールも存在します。 間違ったマーケティングオートメーションの導入で、BtoC事業拡大のチャンスを逃さないように、本記事では、「BtoCのマーケティングオートメーション」に焦点を充て、注意点やポイントをまとめました。 本記事のポイント ● BtoCのマーケティングオートメーション特有の注意点を解説● ツール選びで見るべきポイントがわかる● BtoCで成果を出すためのコツまで網羅 「BtoC事業で、マーケティングオートメーションのツール導入を検討中…という方におすすめの内容となっています。この解説を最後までお読みいただければ、失敗を回避するために押さえておくべき情報をキャッチアップできます。ぜひ成果を出すマーケティングオートメーション導入にお役立てください。 1. BtoCのマーケティングオートメーション特有の注意点とは? ​ BtoCのマーケティングオートメーションでは、どんな点に留意すべきでしょうか。特有の注意点から解説しましょう。 多数の顧客と複数のチャネルでのコミュニケーションが発生する 興味関心が変化するスピードが速い 顧客ロイヤルティ獲得の重要性が高い 個人情報保護法がダイレクトに影響する 1-1. 多数の顧客と複数のチャネルでのコミュニケーションが発生する 1つめの注意点は「多数の顧客と複数のチャネルでのコミュニケーションが発生する」ことです。BtoC事業は、BtoB事業に比較して顧客数が膨大になるうえに、顧客と接触するチャネルが多岐にわたります。扱うデータ量やトラフィックが桁違いになるため、 BtoB向けのマーケティングオートメーションツールでは対応できないケースがあるため、注意が必要です。 扱う顧客数はブランドの規模によって数万人〜数百万人と幅広くなります。扱う顧客数を考えるときには購入経験のある顧客だけでなく、無料キャンペーンやプレゼント応募などを活用して収集する見込顧客のデータも含めて検討する必要があります。 1-2. 興味関心が変化するスピードが速い

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ディスカウントを一切提供しないロイヤルティ プログラム

​ 顧客ロイヤルティをもっと向上させたい、でもクーポンの乱発や割引オファーは避けたい、とお考えのブランドマーケターの方も少なくないのではないでしょうか。ディスカウントに頼らずにロイヤルティを向上させることができたら、そんな夢のようなお話あるのでしょうか。新しい価値観を提供しながら若者に圧倒的な支持をもつVansの事例が参考になるかもしれません。この記事では、ディスカウントオファーを一切提供しないロイヤルティ プログラムの施策事例をご紹介します。 事例:Vansのチャレンジタイル 米カリフォルニア州に本社をおくVansはアクションスポーツ、アート、音楽、ストリートカルチャーという文化の柱を通じて創造的な表現を可能にすることをブランドの目的として位置づけています。そのようなコンセプトの元、若年層、特に10代の若者から絶大な支持を得ています。Vansでは、ロイヤルティ プログラムを顧客エンゲージメントのハブとして位置づけ、熱狂的なファンとつながることを目的に、Marigold Loyaltyを導入しました。ロイヤルティ プログラム(Vans Family)が大きなオウンドメディア・コミュニティハブとして機能するよう成長を続けています。 ロイヤルティ プログラム(Vans Family)の目的:熱狂的なファンとの頻繁なコミュニケーションでロイヤルティを熟成 Vans Familyプログラムの特徴: 階層構造は持たず、行動によるポイント付与を行うチャレンジを提供 割引やクーポンといったディスカウント・オファーは一切提供しない 無料で会員になることができ、購買量での差は獲得ポイントのみ 顧客に求められる限定コンテンツを提供してファンの熱狂度を加速する パーソナライゼーションを促進するための顧客を知るツールとしての役割も担う 毎週更新されるチャレンジで会員を飽きさせない ​​​​​ポイント付与のバリエーション:実店舗における商品購入、オンラインストアにおける商品購入、動画閲覧、アンケート回答、ユーザー写真投稿、友達紹介 他 特典のバリエーション:限定コンテンツ、限定グッズ、限定ギフト、懸賞応募、新商品リリースに関する情報への早期アクセス、限定イベントへの早期アクセス、慈善団体への寄付  他 Marigold Engage+の支援 Vansが実施する特徴的なロイヤルティ

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